次に見直したいポイントが普段の立ち姿勢。実は姿勢が変わるだけで筋肉が効率良く使われるようになり、自然と“痩せやすい状態”を作れます。そこで採り入れたいのが、ピラティスの基本姿勢となる“ニュートラル・ポジション”です。
▲真横から見ると背骨が自然なS字カーブを描くニュートラル・ポジション
後頭部、みぞおちの後ろの骨、尾てい骨が一直線に揃った姿勢(上写真)のことで、この姿勢のまま呼吸をするだけで体幹を鍛えることができるのです。そんな“痩せる立ち姿勢”の作り方がこちら。
(1)両脚を骨盤と同じ幅に開き、軽くひざを曲げて、お尻と太もも裏側をギュッと縮める
(2)恥骨にライトが点いているイメージで、ライトを床(真下)に向かって照らす
(3)みぞおちをゆるめて肋骨を自然に閉じて鎖骨を横に開き、頭のてっぺんが天井方向にひっぱられるようなイメージで立つ
一見すると簡単そうに思えますが、正しくニュートラル・ポジションの姿勢を作るには筋肉の細やかな動きを意識する必要があり、少々難しさを感じるかもしれません。でも、身につけるだけで何気なく立っているだけのときでもダイエットにつながっていきます。
「とにかく痩せよう」と思っているなら、細やかな努力の積み重ねが大切。今回紹介した2つの痩せ習慣は何かをしながらできるのはもちろん、いつもの習慣を少し見直すだけですし、結果に大きな差を生むためにもぜひ習慣化してみてくださいね。<ピラティス監修:KEI(インストラクター歴3年)>
2024/05/12| TAGS: beauty
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