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全国300を超えるお店で開催【ダイナースクラブ フランス パティスリーウィーク2024】

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東京渋谷の “TRUNK(HOTEL)CAT STREET” で行われた発表会では、ダイナースクラブ フランス パティスリーウィークに先だって、それぞれ個性あふれるサヴァランをお披露目。9品のサヴァランをここで紹介します。

 

・パティスリー レザネフォール 恵比寿本店(東京都渋谷区)

 

サヴァランの生地にはカベルネ・ソーヴィニヨンの赤ワインとオレンジ果汁のほかに、フランボワーズとスパイスを混ぜて煮込んだシロップやヴァローナのバニラでたっぷり浸し、中にはヴァローナ・コムントゥのムースショコラとクレームシャンティが入ります。トッピングはミックスベリーとオレンジのコンフィ。ダイナースクラブ フランス パティスリーウィーク限定の一品です。

 

▲パティスリー レザネフォール 恵比寿本店「サヴァラン サングリア」 ¥637

 

・Patisserie Chocolaterie Recit(東京都世田谷区)

 

お店では2種類のサヴァランを販売する予定で、今回お披露目されたのはダイナースクラブ フランス パティスリーウィーク前半に登場する商品です。サヴァラン生地にはネグリタラムとパッションフルーツのリキュールをブレンドしたシロップを染み込ませ、ミニグラスには、クレームディプロマット、生姜の香りをつけたフランボワーズのコンフィチュール、コンポートしたパイナップル、エキゾチックフルーツのジュレ、クレームシャンティーを重ね、ザクザクのシュトロイゼル・ショコラオレとライム果皮で飾りました。

 

▲Patisserie Chocolaterie Recit「サヴァランエキゾチック」 ¥900

 

・Régalez-Vous(神奈川県鎌倉市)

 

お店のデザートとして提供されるサヴァランは、バターの代わりに太白胡麻油を使う創造性豊かな一品です。ハイビスカスと柑橘の酸味を効かせたシロップに浸し、フランスの紅茶ブランド「ダマン・フレール」のサンバ(ハーブティー)のジュレを加え、たっぷりとバニラクリームをのせた上に、胡麻油で作ったチュイルをデコレート。エキゾチックフルーツのミネストローネに浮かびます。

 

▲Régalez-Vous「ゴマ油を使ったサヴァラン コーヒー又は紅茶付き」 ¥3,000

 

・Pâtisserie MORANGE(神奈川県横浜市)

 

真夏の暑い時期にピッタリの、キリッと冷やして食べらる一口サイズのサヴァランです。ブリオッシュショコラにはノホイのタドカバニラを使い奥行きのある風味と香りを加え、オレンジのリキュール「グラン・マルニエ」をベースにオレンジの皮で爽やかな香りをプラス。中にはヴァローナのコムントゥを使ったガナッシュが詰まっていて、しっかりとしたカカオの風味を楽しめます。

 

▲Pâtisserie MORANGE「カカオサヴァラン」

 

・MAISON GIVRÉE(神奈川県大和市)

 

トッピングには高知県のスーパースイートコーンを使ったポップコーンや焼きトウモロコシが飾られ、サクフワの食感を楽しめるサヴァランです。生地にはコーン茶とタヒチ産バニラのシロップやディロン・ラムを染み込ませ、トウモロコシのクレームブリュレやヴァローナのドゥルセを使ったチョコレートキャラメルクリーム、その上にソワニエの生クリームを盛り付けます。本店と南町田グランベリーパーク店で購入できます。

 

 

▲MAISON GIVRÉE「とうもろこしを使ったサヴァラン」

 

・パティスリー サロン・ドゥ・テ アミティエ 神楽坂(東京都新宿区)

 

フランスのことわざ「ケーキの上のサクランボ」意味は「あればちょっとハッピー」をヒントに、サクランボを乗せたサヴァランです。サクランボのピューレが入った生地に、サクランボを発酵させたヴォルフベルジェール社の蒸留酒キルシュを染み込ませ、ピスタチオのクリームとグラサージュしたサクランボをトッピング。爽やかなサクランボの酸味にピスタチオの香ばしさがアクセントになっています。

 

▲パティスリー サロン・ドゥ・テ アミティエ 神楽坂「La Cerise sur le Savarin(スリーズ・サヴァラン)」 ¥720

 

・Galet Galet(無店舗)

 

フランスと日本のいいものを使ったサヴァランを作り上げた Galet Galet(ガレ ガレ)は、催事場で活躍する無店舗のパティスリー。日本の伝統でもある菊の花の形をしたサヴァラン生地に、フランスの香草のリキュール「シャルトリューズ」をシロップに使い、ミントのクレームディプロマットとオレンジ、ノホイのバニラを使い、下には福井県の「黄金の梅」とフランスのミラべル(黄色すもも)を合わせたコンフィチュールを忍ばせて、柑橘や香草の香りを楽しめる、創造性豊かな一品です。

 

▲Galet Galet サヴァランのコンセプトは日本とフランスのいいとこどり

 

・INFINI(東京都世田谷区)

 

石垣島のパイナップル「クガニ(黄金)パイン」を使ったフルーティなサヴァランです。下からココナッツのクレームディプロマット、パインのコンフィチュール、そして生姜とバニラでクガニパインを茹でた煮汁にサヴァラン生地を浸し、上にはミント、ライム、ホワイトラムでさっぱりさせたジュレを乗せ、オレンジのクリームをトッピング。食べながらスポイトに入ったネグリタのホワイトラムを振りかけると味変も楽しめます。

 

▲INFINI クガニパインのサヴァラン

 

・Pâtisserie Yu Sasage(東京都世田谷区)

 

生地には砂糖大根から作られたベルジョワーズのシロップとネグリタラムを染み込ませ、パイナップルのコンフィチュールやライムのクリームが入ります。そこへ伊ガルバー社のマスカルポーネとバニラのクレームシャンティをトッピング。パイナップルは、ネグリタのホワイトラムとすり下ろしたライムの皮をマリネしてデコレート。さっぱりした甘味とラム酒の風味がよく似合うサヴァランに仕上げます。

 

▲Pâtisserie Yu Sasage パイナップルのサヴァラン

 

どれを食べても美味しいサヴァラン。ここで紹介したのはほんの一例です。全国301店舗が創意工夫と個性を競うサヴァランを、ぜひこの機会に満喫してみてくださいね。<text&photo:みなみじゅん 取材協力:ダイナースクラブ https://www.diners.co.jp/ja/pvt.html


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