大浴場の湯船には、敷地内から湧く3つの自家源泉を使った混合泉を投入。泉質は含硫黄ーナトリウムー硫酸塩・塩化物泉で、メタケイ酸が多く含まれた美人の湯とも言われています。源泉が熱いため加水をしていますが、たっぷりかけ流されているので、いいお湯に入れます。
▲6階にある大浴場入口。凝った造りは温泉旅館ならでは。温泉気分が上がります
▲脱衣場には温泉の入り方が細かく書かれていました
湯あたりなどをおこさないように、しっかり読んでから温泉を楽しむのがおすすめです。
▲女湯の内風呂。高い天井と広い窓で、開放感たっぷり
▲男湯の湯船
男女ともに同じ泉質の温泉が投入されていますが、日によって白濁することも。この日は男湯だけが白く濁った湯。日によって温泉の色が変わるのも、鳴子温泉らしいところです。
▲肩までしっかり浸かりたい方におすすめの寝湯
▲男女共に石組みが見事な露天風呂
外気を感じられる露天風呂では、野鳥のさえずりを聴きながら温泉を満喫しました。
▲脱衣場には鍵付きロッカーを設置
▲洗面台には、男女ともに基礎化粧品などのアメニティを備えています
▲湯上りにうれしい無料サービス
湯上り処では、15時から25時まではアイスキャンディーが提供されています。替わって翌朝5時から11時までは乳酸菌飲料が楽しめるので、朝風呂もぜひ楽しんでみてください。※時期により乳酸菌飲料が変わることがあります。
▲無料の貸切風呂も楽しめます
玄関を出た先にある別棟にはタイプや広さのちがう4種類の貸切風呂があり、空いていれば自由に使えます。利用したのは、4人が入れるほどの広いヒノキの湯船です。この日は薄にごりで、大浴場よりも温泉がやや熱め。じっくり浸かれるいいお湯でした。
|温泉風呂付き特別室でプチ贅沢
客室は最上階にあるデラックスツインのほか、和室にローベッドを置いた和ベッドルーム、天然温泉の露天風呂を備えた特別室や、それぞれ温泉露天がある73平米と100平米の離れなど、59室の客室を用意します。ここでは3部屋ある「特別室」を紹介します。
▲特別室が3部屋並ぶ廊下は和の趣き
▲広い間取りの特別室
特別室は75平米の広さに、リビング、寝室、広縁、天然温泉のヒノキ露天風呂を備え、最大5名まで宿泊が可能です。
▲特別室の広縁
広縁はゆとりのある広さ。2脚の椅子が置かれ、ゆったりとすごしたい空間です。
▲客室からは太鼓橋の架かる池など、日本庭園を楽しめます
▲源泉かけ流しの部屋風呂
チェックインからチェックアウトまで、いつでも部屋で温泉を満喫できます。
▲この客室のみの特別な備品を用意
客室内にはコーヒーミルが置かれています。他にも特別室では冷蔵庫内のアルコールを含むドリンク類がすべて無料で楽しめます。
▲寝室には120cmの幅があるシモンズ社製のベッドが2台置かれています
|ゆとりのある「和ベッドルーム」
47平米とゆとりがあって、広い窓を備えた「和ベッドルーム」は、和室10畳と次の間3畳を備える客室です。
▲各客室にはこけしが飾られています
全ての客室に置かれている松田忠雄氏制作のこけし。木肌の美しいミズキ材で作られ、鳴子こけし伝統の菊の胴模様が描かれています。「和ベッドルーム」では、部屋の踏み込みに飾られていました。
▲和ベットルームには3畳の次の間も備えます
和室には110cm幅のシモンズ社製のマットが置かれ、3名利用の場合は1人が布団敷きです。
▲畳の上にツインベッドが置かれています
▲高層階の客室からは、鳴子温泉周辺の山並みを見渡せます
▲大浴場に行くときに便利な湯かごも用意
大浴場を利用するときは、バスタオルやハンドタオルは客室から持参します。
|夜食に無料の夜鳴きそば
うれしいサービスが「夜鳴きそば」。共立メンテナンスの宿泊施設では、夜になると無料の「夜鳴きそば」がふるまわれます。味はアッサリした醤油ラーメンで、何度か食べるうちに、いつの間にか病みつきになる味。ぜひ試してみてください。
▲1階にある「一庵」で22時30分から23時15分まで提供。麩が入っていました
※提供時間は変更になる可能性があります。
宮城県の有名温泉地にある温泉旅館【鳴子温泉 湯元 吉祥】。ゆったりとした客室を備え、大浴場や貸切風呂で温泉を満喫。和会席の夕食や朝食バイキングも、続くページで紹介します。東北の温泉湯治をたっぷり楽しんでみてくださいね。<text&photo:湯川カオル子 予約・問:鳴子温泉 湯元 吉祥 https://dormy-hotels.com/resort/hotels/kissho/>
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2024/06/01| TAGS: lifestyle
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