運動をとにかくたくさんすれば、それだけダイエット効果が得られるとつい考えがちですが、ダイエット効果を高めるには「短時間集中して行う」のが基本。例えば「20秒間のエクササイズに10秒間の休憩×8回」という“タバタ式トレーニング”が代表例と言えます。
ただし、日常的にカロリーを燃焼させることも必要なので、とにかく体を動かすことも日頃から心がけることも大事。1駅分を多く歩いたり、エレベーターではなく階段を使うなど、少し意識するだけで消費カロリーの積み重ねは大きくなるものです。
【食生活】タンパク質を中心にした食事内容にする
ダイエットにおいてバランスの良い食事管理は基本中の基本ですが、特に心がけるべきが「タンパク質を中心にした食事内容」にすることです。実際、人間の身体は内臓や筋肉、血管や皮膚、骨、髪や爪など約20%がタンパク質からできていますし、タンパク質には免疫抗体やホルモンなどを作る役割もあります。
また、タンパク質は最も必要とする臓器から吸収され、その後皮膚や肌、爪へ吸収されるという順番になるので、良質な栄養として必要な所要量を摂ることも大切なポイント。なお、成人におけるタンパク質の必要摂取量は体重1kgあたり1~1.2gが標準とされているので「体重50kgの成人女性では1日に50~60gが目安」となります。
【睡眠】8時間前後の睡眠時間を確保する
ダイエット効率を高める上で大切なのは食事と運動だけではありません。特に重視すべきが「睡眠時間」。アメリカのコロンビア大学の研究によれば、睡眠時間が「7~9時間」の人が最も肥満度が低いという結果が出てるように、“8時間前後”の十分な睡眠をとることで脂肪燃焼は促進されるということです。
また、人間のホルモンの中には食欲を増進させる“グレリン”と食欲を抑える“レプチン”があるのですが、睡眠不足の状態が続くと体内で“グレリン”が増えて“レプチン”が減ってしまい、食欲が高まってしまうことに。ダイエットにおいては食欲を抑えることも大切な要素ですから、その点でも睡眠時間を十分に確保する必要があることがわかります。
ダイエットが順調に進んでいる方はもちろん、停滞期に入ってお悩み中という方も、今回紹介した3つの【簡単テク】なら日常に無理なく採り入れられるはずなので、ぜひ実践してみてくださいね。
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2024/06/02| TAGS: beauty
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