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ディナーブッフェはハワイアンフェア、朝食ブッフェは伊豆の味。【下田プリンスホテル】夏の味覚

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南伊豆のオーシャンフロントに立つ【下田プリンスホテル】。今年の夏もサマーシーズン限定のディナーブッフェが始まりました。そのうえ朝も、地元の名物をそろえたブッフェメニュー。好きなものを好きなだけ食べられる、夏のホテルグルメを紹介します!

 

|夕食ブッフェは夏のハワイアンフェア

 

2024年7月13日(土)から9月22日(日・祝)まで、夏の夕食ブッフェメでは “ハワイアンフェア” を開催中。日替わりでAコースとBコースが用意され、連泊のゲストも違う味を満喫。ここでは一部メニューを紹介します。

 

▲南伊豆の海を見渡す「メインダイニングルーム かもめ」

 

「富士の鶏の炙り焼き」やハワイの料理カルアピックをイメージした「ふじのくに いきいきポークの蒸し焼き」、ロコモコをアレンジした「ミニハンバーグと静岡県産ウズラの卵」などハワイ料理がそろいます。さらに国産牛のももステーキやお刺身、金目鯛の煮付けなどの一部メニューはABどちらのコースにも用意。1泊の方も楽しめます。

 

▲フェアーで提供されるハワイ料理 <画像提供:下田プリンスホテル>

 

ハワイ料理の「カルアピッグ」は豚肉のほぐし身ですが、ホテルではボリュームと食感を楽しめるようにあえて豚肉の角切で提供。「フリフリチキン」は、甘辛いタレに漬け込んだ鶏肉をオーブンで焼き上げたハワイ料理。富士山のふもと富士宮市のブランド鶏 “富士の鶏” が使われます。

 

▲「カルアピック・ふじのくに いきいきポークの蒸し焼き」と「フリフリチキン・富士の鶏の炙り焼き」

 

暑い季節にヒンヤリ楽しめるジャガイモの冷製スープ「ヴィシソワーズ」は、滑らかな口あたりでとっても美味。ワサビのクリームが加わって、サッパリといただけます。こま切りにしたマグロを醤油やごま油で和えたハワイ料理 “アヒポキ” は、アボカドも加わる洋風お刺身です。

 

▲「ヴィシソワーズ ワサビのクリーム添え」と「マグロとアボカドのアヒポキ」

 

大きめの海老が使われた「ガーリックシュリンプ」は食べ応え十分。ガーリックを効かせた塩味が絶妙で、ビールやワインのおつまみにピッタリです。

 

▲ひと口食べると止まらなくなる「ガーリックシュリンプ」

 

ハワイ料理の代表と言えば “ロコモコ”。そこで、様々な料理を食べたいブッフェに合わせてミニサイズに仕上げたのが、ミニハンバーグと静岡名産のウズラの卵で作ったロコモコです。さらにお刺身や玉子焼きを巻いたハワイロールと、ご飯で “スパム” をサンドした「スパムむすびも」を用意します。

 

▲「ミニハンバーグと静岡県産ウズラの卵のロコモコ」。「ハワイロール寿司」と「スパムむすび」

 

ブッフェテーブルには「キッズコーナー」も用意。子供がよろこぶメニューをそろえます。

 

▲夕食ブッフェのキッズコーナー <画像提供:下田プリンスホテル>

 

生ビールは下田プリンスホテルのトレードマークが入るカモメグラスで運ばれます。写真右の「黒船マシュー」は、黒船を率いて下田に来航したマシュー・カルブレイス・ペリー提督の名前にちなんだ純米吟醸酒。寿司のシャリにも使われるキヌヒカリ(下田産)で作った珍しい日本酒で、フルーティな甘味とキレの良さが持ち味です。

 

▲乾杯は生ビールで。下田の地酒「純米吟醸 黒船マシュー」も一献の価値アリです

 

|伊豆・下田の味が並ぶ朝食ブッフェ

 

オールシーズン楽しめる朝食ブッフェは地元の味を中心に、季節に合わせた料理が並びます。エッグベネディクトやパンケーキなどの洋食も並ぶほか、焼き魚やところてんなど、下田の名物もぜひ味わってみてください。

 

▲朝食会場も朝陽が当たる「メインダイニングルーム かもめ」に用意

 

朝食メニューは伊豆の定番「鯵の干物」がご飯にベストマッチ。焼き魚と揚げ魚の組み合わせが日替わりで用意され、この日は鯵の干物と揚げたブリでした。もう一方の日替わりの、骨まで丸ごと食べられる素揚げもいい味です!

 

▲ご飯のお供にぴったり「鯵の干物」

 

季節や仕入れ状況によって変わるお刺身は、この日、カマスサワラと下田港で水揚げされたキハダマグロでした。

 

▲お刺身2種

 

おそうざいも季節の味をそろえます。この日は天城産のワサビを使った三杯酢に漬けた「茎わさび漬け」と「さわび漬け」、「小松菜のわさび和え」、「ひじき」など。わさび漬けをご飯にのせていただくと、辛味は控えめながらツンと鼻に抜ける風味。さっぱりしていてご飯のお供におすすめです。

 

▲「天城茎さわび漬け」など静岡グルメもあります

 

魚の余った部分を使ったちらし寿司は、日によって盛り付ける魚介が変わるSDGsなメニューです。金目鯛の一大水揚げ港でもある下田だからこそ、この日は金目鯛もプラス。様々な魚介の風味が口の中で混じりあう美味しい小鉢です。

 

▲可愛らしい「ミニチラシ」

 

修善寺にある名店「若木屋」の豆乳とニガリを使い、ホテルメイドのお豆腐が作られます。大豆の味をしっかり感じるお豆腐でした。

 

▲ホテルメイドのお豆腐は中伊豆・修善寺の味

 

▲セルフで作るエッグベネディクトコーナー

 

なんと世界で唯一自動でパンケーキを焼く “POPCAKE(R)社” のパンケーキマシン。センサーに手をかざすと、あらかじめ設定された2枚を焼きあげます。工程を見ているのも楽しいですよ。

 

▲自動パンケーキマシン!

 

▲サラダコーナーとパンコーナー

 

 

▲デザートコーナーにはカットフルーツやヨーグルト、アロエやフルーツポンチが並びます

 

下田の特産品のひとつが海藻のテングサ(天草)。特に天日干しで作られる須崎地区のテングサは高品質。そのテングサを使ったところてんも要注目。ブッフェテーブルで見かけたら、食べておきたい下田の味です。

 

▲忘れずに食べたい!「下田のところてん」

 

窓際のテーブルからは海やビーチを一望できて、リゾート気分が盛り上がります。

 

▲朝食は海を見ながら

 

セルフで作った「エッグベネディクト」。ポーチドエッグや厚切りベーコン、サラダを挟んで、上からオランデーズソースをたっぷりかけました。

 

▲「エッグベネディクト」

 

ゴボウなどを使った野菜ベースの出汁で仕上げたお味噌汁。トッピングには下田特産の磯海苔を用意。たっぷりかけると磯の風味を楽しめます。

 

▲磯海苔が美味しいお味噌汁

 

【下田プリンスホテル】のブッフェは朝と夜で違う味を用意。2024年のディナーブッフェは夏にピッタリの “ハワイアンフェア” を開催中。さらに、和洋が並ぶ朝食ブッフェは伊豆や下田の地元グルメをそろえます。ハワイと下田の夏の味を楽しんでみてくださいね。<text&photo:みなみじゅん 予約・問:下田プリンスホテル https://www.princehotels.co.jp/shimoda/>


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