「おっさんずラブ-リターンズ-」というドラマが大好きです。でも、今回はその内容ではなくタイトルのお話です。
第7話のタイトル、「君たちはどう生きるのかい」に心を持っていかれました。もちろん、「君たちはどう生きるか」(書籍、映画)がもとになっているタイトルですね。
でも、
君たちはどう生きるか
君たちはどう生きるのかい
この「の」と「い」があるとないではまったく受け取る印象が違う! とびっくりしたのです。
君たちはどう生きるか
かなり、覚悟を試されている気がする。
君たちはどう生きるのかい
ねぇ、どう生きたいの? とゆるく聞かれている気がする。
これにさらに「?」をつけてみましょう。
君たちはどう生きるか?
さらにしっかり考えて答えないと許されなさそうです!
でも、
君たちはどう生きるのかい?
だと、ユーモアすら感じます。親しみやすい人生の先輩から、にこやかに問いかけられているような。緊張することなく、
「そうですね…自分でもまだわからなくて」と素直に本音を言えそうです。
たった2文字でこんなにも、ニュアンスが変わってしまう日本語っておもしろいなぁ…。この2文字や「?」「!」をつけたり外したり、それぞれどう伝わるのか考えたり。文章を書くのってやっぱり楽しい、と改めて思いました。
そして、もし若者に問いかけるとしたら、
「どう生きるか?」
より
「どう生きるのかい?」
とたずねる年配になりたいな、とも思いました。<text:なまけるための片付け/花太郎(整理収納アドバイザー) https://note.com/namake_kataduke>
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2024/07/10| TAGS: lifestyle
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