1,016室もの客室は、オーシャンドリームルーム、PARK WING ルーム、グランデルーム、ジャパニーズスイート、愛犬と一緒に泊まれるドッグフレンドリールームなど、テーマが異なる多彩な客室タイプを用意します。

 

今回は2021年にリニューアルした8階にある「トレジャーズルーム」を紹介します。“茂みを抜けた先にあるシークレットビーチ” がテーマのフロアです。

 

▲エレベーターホールも各テーマに沿ったデザイン

 

カーペットは砂浜をイメージしていて、壁はビーチサイドの豊かな緑や木々がモチーフ。８階に到着した瞬間からリゾート気分を味わえます。

 

▲「トレジャーズルーム２ベッド」は36平米

 

カラフルなイエローやグリーンカラーを基調に、壁には南国の植物がデザインされています。厚味のあるベッドマットは、心地よい眠りにこだわるシモンズ製を採用。ベッドの横幅は138cmで、包み込まれるような快適さが特長です。枕も素材や柔らかさの違う２つのタイプを用意します。

 

▲こちらは子供連れに人気の「トレジャーズルーム４ベッド」40平米

 

ワクワク感たっぷりの滞在ができる秘密基地のような二段ベッドを備えた客室。子供連れに人気で、６名まで利用できます。

 

▲海側の客室からの眺め

 

ベランダからは、ホテルの庭や「ガーデンプール」のほか東京湾を一望。客室によっては遠くに富士山が見える部屋もあり、開放感抜群です。

 

▲トレジャーズルームは洗面所とバスルームがセパレートタイプ

 

バスルームは洗い場付き。小さな子供も洗面にとどくように踏み台も用意します。ボディローションや石鹸、歯ブラシなどの一般的なアメニティをそろえるほか、トレジャーズルームのみダイソンのドライヤーを備えます。

 

｜サウナのある浴場「舞湯」

 

別棟の「オアシス」には、室内プールや浴場があります。有料の浴場「舞湯」は、男女共にサウナと水風呂を備えた温浴施設です。

 

▲大理石をふんだんに使った浴場「舞湯」　＜画像提供：シェラトン・グランデ・トーキョーベイ・ホテル＞

 

「舞湯」を利用する方は、宿泊者は大人13歳以上（￥1,100）、4～12歳（￥750）。ビジターは大人13歳以上（￥2,200）、4～12歳（￥1,500）です。

 

｜本物のフライトシミュレーターを体験

 

コロナ禍で海外旅行が難しかった2022年8月に、滞在をよりアクティブに楽しめるよう、ボーイング 737型機のフライトシミュレーター施設をオープン。ホテルでシミュレーターとキャビンモックアップの両方を導入するのは世界初の試みで、体験つき宿泊プランも販売しています。

 

▲フライトシミュレーター SKY Experience

 

ホテル別館のオアシス棟２階にあるフライトシミュレーター。操縦士技能証明の資格をもつインストラクターが付き添うので、誰でも操縦体験ができます。予約制で、宿泊者は30分￥18,150、70分￥36,300。専用宿泊プラン利用は、30分￥15,000、70分￥30,000。ビジター利用は30分￥19,800、70分￥39,600です。

 

▲ボーイング 737型機のフライトシミュレーター

 

パイロットの訓練でも使用する本格的なフライトシミュレーターには、本物のスイッチや操縦桿を備え、ボーイング社のソフトウェアも使用。世界約45,000の空港から好きな飛行ルートと飛行時間を選んで操縦体験ができます。試験前のパイロットが、練習に訪れることもあるそうです。

 

▲キャビン（客席）も再現していて、座席や窓、荷物入れも本物が使われます

 

▲フライトシミュレーターに隣接するショップ

 

お店は一般の人も利用可能で、実際の飛行機に使われていた部品や材料を再利用したレアなグッズも売っています。キーホルダーも、元の機種や航空会社（パンナムもありました）によって値段が異なるこだわりです。

 

｜期間限定の料理を楽しめるディナーブッフェ

 

夕食と朝食は、多彩なブッフェメニューを楽しめる「グランカフェ」でいただきました。バラエティー豊かな料理を期間限定で楽しめる、ファミリーにも人気のレストランです。今回のディナーブッフェはランチブッフェと共に、8月31日まで開催されているハワイアンフェアです。

 

▲大きな窓から自然光が降り注ぐ開放感たっぷりのブッフェレストラン「グランカフェ」

 

ハワイアンブッフェは、シェラトン・ワイキキ ビーチリゾートのマシュー・ナウラ シェフが監修した本格料理が並びます。一羽の鶏を回しながらローストする「フリフリチキン」や「ガーリックシュリンプ」、「ローストポーク マンゴーサルサソース」など、ハワイの魅力がギュッと詰まった料理を用意します。

 

▲ずらりと並ぶメイン料理

 

▲「ハワイアンスペアリブ」と「ガーリックシュリンプ」

 

▲「ケイジャンチキンのコブサラダ」、「カルアポークのロールサンド パイナップル風味」、「ハワイアンちらし寿司」

 

ハワイアンサラダも個性派ぞろい。左手前は、アボカドのクリーミーな味わいとパリっとした食感を楽しめる「ワカモレシュリンプサラダ」。ケイジャンスパイスで味付けされたマグロやマンゴーの味わいも楽しめる「スパイシーアヒポケ」、さらにサーモンとトマトなどをサイコロ状に切った「ロミロミサーモン ハイビスカスの香り」など。

 

▲ハワイアンフードのサラダコーナー

 

ピザ窯で焼き上げる出来立てのピザも「グランカフェ」の名物です。マルゲリータをはじめ、イタリアで人気の腸詰 “サルシッチャ” をトッピングしたピザ、さらにハワイアンテイストに仕上げたピザも日替わりで提供。サクッとした生地に味わい深いチーズやソースが使われて、どれもとても美味しかったです。

 

▲３種類の味が楽しめる石窯焼きピザ

 

スイーツの種類も豊富で、ここで紹介するのはそのごく一部。写真は、「マカダミアナッツケーキ」、「ブルーハワイゼリー」、「パッションとココナッツのムース」、「パイナップルタルト」など。

 

▲デザートも盛りだくさん

 

夏のドリンクメニューも豊富です。ハワイのクラフトビール「ロングボードアイランドラガー（有料）」と、トロピカルカクテル「ピニャ・コラーダ（有料）」をいただきました。さらに、ホテル自慢のローストビーフは、一枚が大きく、注文ごとに切り分けてくれる満足感いっぱいの一品です。

 

▲日本にいながらハワイ気分を楽しめるディナー

 

「グランカフェ」では季節や時期に合わせてスペインフェアやハワイアンフェアなどを開催。人気店や一流のシェフに監修を頼むこともあり、ここでしか食べられないメニューも用意します。メニューの変更に合わせて通う方もいる人気のブッフェです。

 

｜朝食ブッフェも食べきれないほど種類豊富

 

「グランカフェ」では、ランチとディナーは様々な期間限定フェアが開催されますが、朝食ブッフェも１日の始まりにピッタリのメニューを用意。朝も夜も、異なる料理を食べられるホテルブッフェを楽しんでみてください。

 

▲朝食もグランカフェでいただきました

 

千葉県山武市の布施農園が育てたトマトを使ったオムレツは、カラフルなミニトマトが添えられ、バジルソースがかかります。

 

▲布施農園カラフルトマトを使ったオムレツ

 

▲スモークチキンやソフトサラミのほかに、厚焼き玉子、切干大根、ひじきなど、和惣菜も並びます

 

デニッシュも種類豊富。アップルパイやマフィン、クロワッサンなどが並び、ハーフサイズにカットされているものもあるので、いろいろな味を試すことができました。

 

▲デニッシュの種類が豊富

 

グランカフェの名物料理のひとつ「特製シーザーサラダ」は、必ず試しておきたい味。イタリア産グラナパダーノチーズをくり抜いた器に、布施農園の新鮮な野菜も盛られます。特に、キャラメリーゼした黒コショウ風味の千葉県産ピーナッツを散らすと、甘いピーナッツの風味やパリっとした食感も加わった忘れられないサラダになります。

 

▲千葉県産ピーナッツを添えた「グランカフェ特製シーザーサラダ」

 

パンケーキやフレンチトースト、ワッフルなどはトッピングも豊富に用意され、自分好みのアレンジも楽しめます。さらに地元浦安市にある“とうふの新富”の豆乳を使った「白ゴマ豆腐のパンナコッタ」も忘れず食べたい一品です。

 

▲味も種類も多彩なスイーツコーナー

 

注文ごとに作ってもらえるオムレツをはじめ、パスタや焼売、デザートコーナーにある子供向けの可愛らしいパンなど、気になる料理が多数用意された朝食でした。

 

▲和洋中のメニューがそろう種類豊富なブッフェ

 

麺類はラーメンとうどんが用意され、その場でスタッフが茹でてくれてます。トッピングはお好みで。

 

▲コクがあってアッサリと美味しい「塩味のラーメン」

 

東京ディズニーリゾート(R)・オフィシャルホテルの【シェラトン・グランデ・トーキョーベイ・ホテル】。もちろんホテル内でもお楽しみが盛りだくさん。東京駅からすぐに行けるリゾートホテルを楽しみつくしてみてくださいね。＜text＆photo：みなみじゅん　予約・問：シェラトン・グランデ・トーキョーベイ・ホテル　https://www.marriott.com/ja/TYOSI＞