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「大人数の飲み会」に久しぶりに参加して感じた3つのこと【毎日が変わる片づけのワザ(211)】

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以前「大人数の飲み会を引退」して、本当にしばらく行っていなかったのですが、先日、部(12人くらい)の飲み会が開催されたため、久しぶりに出席しました。

 

結果、

 

楽しくなかったわけではない。

 

でも、

 

心から楽しかったわけでもない。

 

そして、どこかスッキリしない思いが残りました。きっと参加した全員が、それぞれ感じたことがあっただろうと思います。まだ顔を合わせたのは数回の人ばかり、そして年齢も立場も価値観も全員違うから。今回「わたし」が感じたことは…。

 

その1:自分のことを聞かれるのがやっぱり苦手

 

まず、社歴を聞かれることがやっぱり苦手で、避けたい。そして、家族環境を聞かれることもめんどう(娘と2人、と言ったときの微妙な空気をどうにもできない)なので、避けたい。できるだけ、自分に質問が飛んでこないようによけることにまず疲れました。

 

ピラティスで知り合った人たちには、10歳以上年下の相手にも自分の年齢やシングルマザーであることをすんなり言えるのに、会社ではこんなに抵抗があるのはなぜなのか…。

 

自分の心を掘ってみたところ、「職場でこれまで、年齢を重ねた女性がそのことでマイナスなコメントを周囲からされているのを見てきたから」だと気がつきました。

 

その経験があることで、気づけば「年配の女性は、よほど突き抜けない限り(アンミカさんなどのように)ポジティブな存在になりにくい」という思いが強くなってしまったのかもしれません。この気持ちとは、これからしばらく時間をかけて向き合っていくつもりです。

 

その2:取り分け文化はまだ残っていた

 

そして、同じテーブルにいた女性が、大皿料理を取り分けてくれたことにも、心が揺れ動いてしまいました。「ああ、そんなことさせてしまって申し訳ない!」と思ったのと同時に、「令和になってもまだ、飲み会では若い女性が取り分ける暗黙のルールがあるのか!」という小さな絶望感。

 

とはいえ、わたしが取り分けたら取り分けたで、若者たちに気をつかわせてしまう…。「気をつかわないでくださいね。各自で取り分けましょう」と言うのも、良かれと思ってやっている人にとっては圧になってしまうかもしれない。

 

結局、「ありがとうございます。あとは自分で取り分けるからね」と、取り分けてもらったのですが、「ああ…若者に取り分けてもらってしまった」と軽く落ち込みました。

 

もう、「職場の飲み会では、自分が食べる分以外取り分け禁止」と共通ルールを設定してほしいくらいです。

 

その3:どうほめたらいいのかわからない

 

さらに、この会の数日前に、社内で「ハラスメント研修」を受けたことで、「相手の服装や髪型など、見た目をほめることもハラスメントになる可能性がある」ということを改めて認識しました。そのため、久しぶりにリアルで顔を合わせた同僚たの髪型、服装がステキだと思っても、うかつにほめられない…。そうすると一体何を言えばいいのかわからない!

 

その結果、同じチームの年下の女性のことを以前から、「〇〇さん(某モデルさん)に似ているな」と思っていたので、それを伝えたのですが…。伝えてから、「あ、でも、もしかしたら(その女性が)〇〇さんのことあまり好きじゃないかもしれないから、そうだったらごめんね。わたしは〇〇さんとっても好きなんだけど…!」と、言い訳しまくりながらほめる始末。もう、これなら言わなければよかった気がします。

 

「大人数の飲み会(に参加する)力やメンタル」がめっきり衰えた自分を自覚しながら、「きょうの自分の言動は大丈夫だったのだろうか…」とふりかえり&反省しながら帰宅しました。でも、この反省会までが、わたしにとっては飲み会です。

 

こうやって、いろいろ感じたり考えたりするのも、普段会っていない同僚や上司と顔を合わせたからこそ。
得意ではないけれど、これからも時々参加しよう、と思いました。<text:なまけるための片付け/花太郎(整理収納アドバイザー) https://note.com/namake_kataduke


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