先日、職場でボーリング大会が開催されることになり、「動きやすい服装で来てください」と言われたので、焦って黒パンツを購入しました。
わたしのドレスコード? は、
・自宅または自宅近くのコンビニ、スーパー(10分圏内)まではデニム(パンツ)OK
・それより遠出をするときは、基本はスカート
・色は白、黒、ベージュ、グレーまで
これは、娘が小学生~高校生になるまでに少しずつ設定してくれたもの。そのため、デニム数本は持っているのですが、「電車に乗る距離=職場&ボーリング場に行くためのパンツ」が必要でした。
黒いパンツなら万能なので1本あってもいいかなと思い、入念にチェックして、サイズや丈もピッタリなものを買うことができたのですが…
事前に手持ちの服と合わせてみても、ほぼどれとも合わない。
それは、基本的にスカートを基本にして服を買っているから。黒パンツは、シンプルなTシャツとなら合うし、それは地元服や旅先でのゆる着としては好きな見た目なのですが、「出社」をするには残念な感じのラフさになってしまいました。
…ここでいう「残念なラフさ」は、「おしゃれな人が着こなしているラフ」にはなれず、「とりあえずサイズは合ってるけどこなれてない、手を抜いた感じになってしまっている」という意味です。
実際、娘からも、「そのパンツ、今持ってる服は何を合わせてもバランス悪い。別に短いスカートやタイトスカートで行くわけじゃないし、動きやすいんだから、いつものスカートで行った方がいい。ママにはパンツ似合わないよ」ときっぱり言われてしまいました。
「自分でも感じてる上に、(一番正直にコメントしてくれる)娘にもここまでハッキリ似合ってないと言われている服装で一日過ごすのは嫌だな…」と思ったので、もういいや! と思い堂々と「週2、3日はいている、お気に入りの動きやすいスカート」で行きました。何の支障もなく、がんがん投げられたので結果オーライです。
正直なところ、今回必死で黒パンツを探したのには、「動きやすい服で、って言われてるのにスカートで行ったら『何このおばちゃんTPOをわきまえないじゃん』と思われそう」という思いも正直心のどこかにありました。
でも、そもそも背が低く(153cm)、さらに年齢を重ねていろいろ変化して、もはや「似合う」服がとても貴重になっている今、「妥協して似合わない服を着ない」ことをできるだけ優先したい。
そもそも、「今日はオフィスの引越し作業で荷物を運んだりしてもらうからパンツで来るように」などと言われたわけではなく、「動きやすい服装」だけだったのだから問題はなかったな、とあとから思いました。
でも、この「職場にパンツで行くか」検討したこととは、改めて、「今日も気に入っている服を着ている」と思いながら毎日過ごしたい、と思うきっかけになりました。
改めて、わたしのドレスコードです。
・自宅または自宅近くのスーパーまではデニム(パンツ)OK
・それより遠出をするときは、基本はスカート
・色は白、黒、ベージュ、グレーまで
スカートは色味によっては青系OK(顔のそばに青はNG。紺もわたしが着ると入学式・卒業式の雰囲気が出てしまうと娘から指摘があり今年からNGとなりました)。「自分のドレスコード」=ルールが決まったら、服選びがとてもスムーズかつ失敗もほぼなくなりました。
特に、色について定まったことで、スカートが黒なら、トップスは白かベージュ、また黒でも。スカートがベージュなら、トップスは黒か白。というように組み合わせやすくなったことで、出番のない服が一着もなくなりました。全服がスタメン。
持っている服の枚数は、これまで生きてきたなかでおそらく一番少なくなりましたが、とても満足しています。ルールとは、縛るためのものだけでなく、それがあるおかげで、こんな風に心地よく過ごせるようになるものでもあるのかもしれません。<text:なまけるための片付け/花太郎(整理収納アドバイザー) https://note.com/namake_kataduke>
1 2
2024/10/09| TAGS: lifestyle
コラム
ファッション
家事
整理整頓
洋服整理
片づけ
着こなし
着回し
買い物
きれいのニュース | beauty news tokyo