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驚きと感動の連続。【スタジオツアー東京】でハリポタの世界へ没入体験をたっぷり楽しむ

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いよいよスタジオツアーの始まりです。映画制作の裏舞台を紹介するエリアがあるほか、本物のセットを再現した数々のステージ。各キャラクターの衣装や小道具、等身大の魔法動物など。そこはまさに「ハリー・ポッター」そのものの世界です。

 

▲撮影スナップのパネルや世界各国の映画ポスター

 

▲圧倒的な広さ「ホグワーツの大広間」

 

一歩中に入ると驚かされるのが、ダンスパーティーやクリスマス、魔法決闘など数々のシーンの舞台になったホグワーツ魔法魔術学校の大広間。その広さとリアル感に圧倒されます。まさに「ハリー・ポッター」の世界に入り込んだ感覚。床には、映画のセットと同じくヨークストーンを使った石材が敷かれ、木製の羽目板の壁を再現。モデルになったオックスフォード大学のクライストチャーチ・カレッジとくらべてみてはいかがでしょう。

 

▲小道具や衣装も大広間の見どころ

 

食器などの小道具も展示。寮の制服は作品ごとにアップデートされているのだとか。

 

▲「グリフィンドールの談話室」

 

ホグワーツ魔法魔術学校にある四つの寮のひとつ “グリフィンドール” の談話室を再現。あえて使い古されたような風合いを出して、居心地のいい雰囲気に造り上げています。

 

▲荘厳な造り「ダンブルドアの校長室」

 

ホグワーツ城のもっとも高い場所にある校長室。棚にはダンブルドア教授が大切にしている天文機器や望遠鏡などが並びます。

 

|ツアーの中間地点にある屋外エリア「バックロット」も見どころ満載

 

夕方から日没にかけて刻々と雰囲気が変わっていく屋外なので、時間を合わせて訪ねてみたいですね。

 

▲「ハグリッドの小屋」

 

ホグワーツの鍵と森の番人ハグリッドと愛犬ファングが暮らす小屋。中には家具や家財道具が所せましと置かれ、ハグリッドの暮らしを垣間見ることができます。

 

▲プリベット通り4番地にあるダーズリ一家

 

ダーズリ一家での見どころのひとつが、ホグワーツ魔法魔術学校に入学するまでハリーが住んでいた階段下の物置き。

 

▲大量の入学許可証が舞い散る様子も再現しています

 

▲屋外エリアの「バックロット」では映画に登場する様々なシーンが見られます

 

『ハリー・ポッターと賢者の石』に登場したチェスの駒。実物大ともなると迫力満点。『ハリー・ポッターと死の秘宝』で爆破された「ホグワーツ橋」は中を歩くこともできます。そしてなんと『ハリー・ポッターとアズカバンの囚人』に登場した夜の騎士バスもありました。

 

▲世界最大規模の「バタービールバー」

 

魔法界で大人気のドリンク。飲むと泡の髭ができるバタービールを楽します。バタービールバーには洗い場が用意され、グラスを洗って持ち帰ることができます。

 

|広大な9と3/4番線のプラットホーム

 

驚くほど広い9と3/4番線のプラットホームには、はるばるイギリスから運ばれた本物のホグワーツ特急を展示。レイルウェイショップもあって、ここだけの限定商品を売っているので要チェックです。

 

▲ホグワーツ特急

 

客車の中も再現されていて、映画で観たシーンを目の当たりにできます。

 

▲魔法界への入り口である、幻のプラットホーム「9と3/4番線ホーム」

 

9月1日を待たなくても、手押しカートを使って名シーンの記念撮影を楽しめます。

 

|ここだけにしかないセットも登場

 

スタジオツアー東京だけのセットも用意されるので、じっくりと見てください。特に魔法省や動く階段と肖像画など、大規模で臨場感たっぷりです。

 

▲イギリス魔法省

 

魔法省を実物大の規模で再現するのは世界初。高さは9mのスケールで、その大きさに驚きます。暖炉を使って移動するフルーパウダー(煙突飛行粉)の通勤シーンも体験できます。

 

▲動く階段と動く肖像画

 

実際に階段が動くのも世界初。さらに、有名な魔法使いなどの肖像画が飾られています。映画のように動く肖像画になれるインタラクティブ体験もあって、映像は持ち帰り可能です。

 

▲「グレート・ウィザーディング・エクスプレス」

 

こちらも東京限定。『ファンタスティック・ビーストとダンブルドアの秘密』に登場した旅客列車は、客車内はもちろん、乗客の衣装と髪型を再現しています。

 

|ツアーのクライマックスはダイアゴン横丁とホグワーツ城

 

いよいよツアーも終盤です。あのダイアゴン横丁のセットが再現され、ホグワーツ城の巨大なミニチュアは圧巻。「ハリー・ポッター」の世界感が深く印象に残るエリアです。

 

▲魔法界の商店街「ダイアゴン横丁」

 

ホグワーツ魔法魔術学校の生徒にとって、教科書や杖の購入などに欠かせない商店街です。ウィーズリー家の双子が立ち上げた悪戯専門店「ウィーズリー・ウィザード・ウィーズ」は、お店を開店した際学生だったことから、商品のパッケージなど、あえて素人感が残るように作られています。

 

▲ハリーが杖に選ばれる「オリバンダーの店」や、教科書を売っている「フローリシュ・アンド・ブロッツ書店」

 

▲ホグワーツ城を再現

 

『ハリー・ポッターと賢者の石』の美術チームが制作したホグワーツ城の24分の1のサイズで再現した模型は、背景の視覚効果とともに撮影されたもの。ふくろう小屋や温室など細部にまで精巧に作られています。

 

|世界最大級のショップはオリジナルグッズが充実

 

スタジオツアーには、「ハリー・ポッター」のグッズを販売する世界最大級のメインショップが入口を入ってすぐの場所にあります。またツアー途中の9と3/4番線のプラットホームにある「レイルウェイショップ」では、ホグワーツ特急デザインの限定グッズをそろえます。こちらはツアーの後から戻ることができないので、気になるものは即ゲットです。

 

▲レイブンクローのローブやマフラー

 

メインショップではローブやマフラーが四つの寮ごとに並べてあって、ツアーの前後でも買えるので、ローブを羽織ったり杖を持ったりと、寮生になったつもりでツアーに参加することができます。

 

▲おなじみのお菓子も

 

「バーティー・ボッツの百味ビーンズ」や「蛙チョコレート」のほか、バタービールは限定ラベルの「東京スペシャルボトル」がありました。よく見ると「死の秘宝」のマークや逆転時計が描かれています。

 

▲東京限定の杖も販売

 

メインショップで売られている杖は50種類以上。好きなキャラクターの杖を買えるのもうれしいですね。東京限定の杖「ヘドウィグ」は、ハリー・ポッターの相棒の白いフクロウがモチーフ。杖は1本¥4,600円からで、一部の杖はプラス¥1,000で名入れ可能です。

 

|日本初上陸!クリスマス限定企画「ホグワーツ・イン・ザ・スノー」

 

2024年11月9日(土)から2025年1月5日(日)には、『ハリー・ポッターと賢者の石』でのクリスマスシーンを再現した特別企画「ホグワーツ・イン・ザ・スノー」を開催。24分の1サイズで再現されたホグワーツ城には雪化粧がほどこされます。

 

▲「ホグワーツ・イン・ザ・スノー」 <画像提供:Warner Bros. Studio Tour London – The Making of Harry Potter. >

 

さらにホグワーツ魔法魔術学校の「大広間」もクリスマス仕様に大変身。ショップにもクリスマスだけの限定商品が並びます。

 

▲「大広間」には大きなクリスマスツリーが飾られます <画像提供:Warner Bros. Studio Tour London – The Making of Harry Potter. >

 

ここで紹介したのは広大な施設のほんの一部。たっぷりと見てまわれば、4時間以上かかると言われるスタジオツアー。ぜひ訪ねて、バタービールの味を確かめたり、「ハリー・ポッター」の世界にひたってみてくださいね。<text&photo:湯川カオル子 予約・問:ワーナー ブラザース スタジオツアー東京 – メイキング・オブ・ハリー・ポッター https://www.wbstudiotour.jp


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