1回の運動としてカウントすると、筋トレよりも有酸素運動の方がカロリー消費は高くなります。しかし、パーソナルトレーナーのジョナサン・ディック氏によれば「筋トレは運動後36時間も脂肪燃焼効果が働くという有酸素運動にはないメリットがある」とのこと。つまり、長い目で見れば、筋トレを習慣化する方が脂肪燃焼効果を得られやすいと言えるでしょう。
(2)サーキットトレーニングには“必ず有酸素運動をプラス”する
筋トレをメインに複数の運動を連続して行なうトレーニングとして有名なサーキットトレーニング。でも、「ダイエット効果を高めるなら有酸素運動も合わせるのがベスト」とベリーズ・ブートキャンプのサンディ・マッカスキル氏は語ります。有酸素運動は脂肪を燃やし、筋トレは引き締まった筋肉をつけて脂肪燃焼効果を助けるからこそ、有酸素運動と筋トレをどちらかを行うのではなく、どちらも行うのが効果的というわけです。
(3)筋肉の柔軟性をキープすることも大切
「運動の前後にストレッチをすることが大切」と指摘するのがバーレッスン・Xtendのトレーナー、ケイティ・ミラー氏。ストレッチは筋肉に大切なコラーゲンの生成を促し、柔軟性も強化、また筋肉を刺激することで姿勢を改善させるなど筋肉や体にとって大事な働きをしてくれます。1週間に1回程度行うだけでも、体型が維持できるとも言われていて、さらに運動後に行えば筋肉の疲れを緩和する効果も期待できます。
(4)特に鍛えるべきは“骨盤底筋”
有酸素運動や筋トレ、さらにはヨガやピラティスなど、どんなエクササイズにおいても大事なのは「体幹をきちんと使うことが重要」と指摘するのがBarrecoreのニキ・レイン氏。レイン氏によれば「特に大切な筋肉が骨盤底筋。この筋肉を強化すると腹横筋や背骨を正しいポジションに導く多裂筋、横隔膜も一緒に強化でき、身体の内部から身体を鍛えられるようになる」そうです。効率良く&健康的に痩せるためにも、ぜひダイエット時に注目したいパーツと言えるでしょう。
(5)単純に“食事を抜く&量を減らす”はNG
摂取カロリーを減らそうとダイエット中は食事をできるだけ減らすという方も多いと思いますが「それはNG」と指摘するのが栄養管理士のマリリン・グレンビル氏。グレンビル氏によれば「食事を抜くとかえって新陳代謝が低下し、脂肪が蓄積されやすい体になってしまうだけでなく、食欲が一気に増加することもある」そうです。でも、食べた方がいいからといって、なんでも食べていいわけではありません。食物繊維やビタミン、ミネラルが豊富な緑色の野菜を積極的に摂るようにしましょう。
紹介した5つのメソッドをすべて押さえた形のダイエットが理想的と言えますが、難しい場合は何個か取り入れるだけでも効果は確実に上がってくるはず。ぜひ今後のダイエットの参考にしてみてくださいね。
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2024/11/18| TAGS: beauty
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