１名利用の「コンパクトシングル（約12平米）」の他、それぞれ２名で利用できる「シングル・セミダブルルーム（約15平米）」と「ツインルーム（約22平米）」の３タイプ。ベッドは一部の客室を除いてシモンズ社製を用意します。

 

▲ツインルーム

 

今回は約22平米の「ツインルーム」を紹介します。シモンズ社製のベッドは横幅が90㎝。禁煙か喫煙ルームを選べます。

 

▲デスクも広々

 

ツインルームのデスクは広く、荷物を置いたりパソコンを広げるのに便利です。

 

▲入口の通路にある洗面

 

歯ブラシや髭剃りなどのアメニティーは、フロントロビーのアメニティーバーからピックアップ。大浴場があるため、全室シャワーブースになっています。

 

▲部屋の冷蔵庫にはウェルカムスイーツが入っています

 

冷蔵庫内に用意されたスイーツは時期により異なります。この日は柚子の風味が爽やかなフィナンシェでした。ペットボトルのミネラルウォーターも人数分用意しています。

 

｜仙台駅近くで温泉とサウナを満喫

 

ホテル最上階の９階にある大浴場「天然温泉 萩の湯」は、男女ともに内湯や露天風呂に自家源泉が引かれています。さらに露天風呂とドライサウナ、水風呂を備えているのも嬉しいですね。

 

▲褐色の天然温泉

 

湯船に引かれているのはホテル近くから湧く温泉で、pH7.6の中性塩化物泉です。地下の泥炭層を通っているため、泉質は黒味を帯びた褐色の “モール泉” 。やや熱めで塩分も多いため身体がよく温まります。また、女湯に設けられたシャンプーバーには３種類のシャンプー・リンスが置かれていました。

 

▲露天風呂にも温泉が引かれています

 

露天風呂は外の景色こそ観ることができませんが、外気が感じられて開放感がありました。サウナを利用する人のために、ととのい椅子も置かれています。

 

▲高温のドライサウナを設置

 

サウナルームは男女ともにほぼ同じ広さで、この日の温度は92度ほど。キリっとした熱さで、よく発汗するサウナでした。

 

▲自然の温度で入れる水風呂

 

水風呂には温度を一定に保つチラーがついていないので、季節に合わせて水温が変わります。12月のこの日はかなりのスピードで身体が冷える温度でした。

 

▲利用しやすい脱衣場

 

脱衣場には基礎化粧品やドライヤーを用意。ランドリーも男女それぞれの脱衣場の一角に設けられ、お風呂の利用時に洗濯ができる便利さです。洗濯機は洗いが無料で、乾燥機は20分￥100です。

 

｜無料のサービスも充実

 

客室のミネラルウォーターや冷蔵庫のスイーツなど、数々の無料サービスがうれしいドーミーイン。湯上がりのアイスキャンディーや夜食の夜鳴きそばもお忘れなく。

 

▲湯上がりの無料サービス

 

大浴場前の廊下には、15時から25時までは湯上がりのアイスキャンディーを用意。翌朝の５時から10時までは乳酸菌飲料が置かれます。※提供内容は時期により異なります。

 

▲無料サービスの「夜鳴きそば」

 

ドーミーイン名物の夜鳴きそばは、あっさり味の醤油ラーメン。21時30分から23時まで１階レストランで、茹でたてをいただけます。

 

｜朝食バイキングの目玉は海鮮丼

 

朝食は30種以上の品数がある和洋バイキングで、海鮮丼や種類豊富な小鉢、宮城県ならではのご当地逸品料理もそろいます。朝食は宿泊者限定で、朝食つきプラン以外の方でも、大人￥2,300で食べられます。※提供内容や料金は時期や仕入れ状況により異なります

 

▲朝食会場は１階のレストラン「Hatago」

 

多彩な味を楽しめる小鉢料理は「めかぶとろろ」や「温泉卵」、「タコの柚子味噌」のほか、仙台名物として有名な「笹かま」もありました。どれも一口サイズで、様々な味を試すことができます。

 

▲多彩な味を用意する「味めぐり小鉢横丁」

 

お好みの具材を使ってオリジナル海鮮丼も作れます。この日のは、いくらサーモン、びんちょうマグロ、しらす、おくらで、ご飯は酢飯と白米から選べます。

 

▲期間限定のご当地メニュー「海鮮丼」の具材

 

ソーセージや焼き魚のほか、オムレツや目玉焼きなどの卵料理、天ぷらや唐揚げ、フライドポテトなどの揚げ物が並びます。

 

▲ホットディッシュコーナー

 

フルーツやヨーグルト、ミニケーキのほか、ご当地グルメの「ずんだ」餅もありました。

 

▲パンとデザートのコーナー

 

朝から楽しい多彩な味は、ご当地グルメや海鮮丼、小鉢料理、揚げ物、サラダなど。牛乳は、宮城県の蔵王連峰に係わる36か所のビュースポットから名づけられた「蔵王三十六景牛乳」を用意します。

 

▲朝食は種類豊富で食べ応え十分

 

いくらサーモン、びんちょうマグロなどをのせて豪華なオリジナル「海鮮丼」が完成。満足感タップリの一品です。

 

▲セルフで作る「海鮮丼」

 

松島や気仙沼など、宮城県は牡蠣の名産地。12月の中旬からは、牡蠣がたっぷり入った和風だしの玉子とじが登場。白いご飯によく合います。季節によってはご当地餃子で、仙台名産の雪菜を使う緑色の皮に包まれた「青葉餃子」を用意します。

 

▲季節限定の「宮城県産牡蠣玉子とじ」

 

▲具だくさんの「豚汁」は優しい味噌の味わいで、身体も温まりました

 

もっちりとした「フロム蔵王 極みヨーグルト」は蔵王山麓の牧場で生産された生乳を使用。フルーツにかけていただきました。

 

▲宮城県のブランドヨーグルトも

 

仙台駅から徒歩約５分の立地で、温泉とサウナに入り、ご当地の味を織り交ぜった朝食バイキングを楽しめるビジネスホテル【天然温泉 萩の湯 ドーミーイン仙台駅前】。“杜の都” 仙台ステイをたっぷり味わってみてくださいね。＜text＆photo：みなみじゅん　予約・問：天然温泉 萩の湯 ドーミーイン仙台駅前　https://dormy-hotels.com/dormyinn/hotels/sendaiekimae/＞