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【思考をキレイにする旅の仕方(448)】冬鳥の旅から1年を感じる

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|冬鳥の旅から1年を感じる

 

窓辺で文章を綴っていると鳥の鳴き声が聞こえ、外に目を向けます。

 

物干し台の先にオレンジ色のお腹を持っているジョウビタキが留まっていました。

 

毎年、同じ時期にやってくるのです。

 

寿命は4、5年なので何年かは同じ鳥なのかもしれないので、

 

「おかえり」

 

と小さくつぶやき、しばらく眺めていました。

 

「1年経ったんだなぁ」と冬鳥から1年の流れを感じさせてもらいます。

 

 

我が家を訪れる鳥は全て歓迎したいのですが、ジョウビタキ以外の鳥の種類を憶えることができません。

 

毎年のようにインターネットで調べ、あれはツグミ、いや、ヒヨドリだったかなぁ、黄色のクチバシを持っている鳥がムクドリなんだよなぁなどとつぶやいています。

 

 

1羽だけでやって来るジョウビタキの特徴を調べたら群れないらしい。

 

群れた方が安全だけれど、1羽の方が自由に動き回って餌を取りやすいからなのだとか。

 

私に通じるところを感じ、さらに興味深く眺めるようになりました。

 

「お茶でも飲みながら眺めよう」などとそっと立ち上がるのだけれど、遠くでも人の気配を感じて飛び立ってしまい、「あぁ~」とため息をつくのです。<text:イシコ


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