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【思考をキレイにする旅の仕方(451)】旅先で母の急病を知らされて考えたこと

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|旅先で母の急病を知らされて考えたこと

 

鳥取は大山のホテルビュッフェで、のどぐろをつまみにぬる燗をいただいていました。

 

その時、母はショートステイ先の施設から救急搬送されていたのです。

 

コロナと細菌性肺炎に感染していたらしい。

 

 

姉からの電話で母は心肺停止になりそうで、蘇生法の選択肢を迫られます。

 

様々な管を入れてまで生きていたくはないので、その場合は拒否しようと母と平時に確認し合っていたのですが、

 

いざ、その時が来ると、生存確率が少しでもあがるのであればお願いしますと言っていました。

 

 

大山から一番早く戻ることができる方法をスマホで調べていると再び姉から連絡があります。

 

意識が戻り、看護師とも意思疎通がはかれるようになったとのこと。

 

 

今、戻っても救急治療室にしろ、病室へ移動したにしろ入ることはできず、

 

酸素量など様々な数値も安定してきているので、そのまま滞在してはと姉から提案され、甘えることに。

 

結局、予定通りの行程を全て終えてから戻り、

 

無事、母も自宅へ戻り、一緒に年末年始を過ごしていました。

 

 

「私がえらい目に遭っとるとき、あんたは美味しいもんを食べとったんやよなぁ」

 

と言われ、

 

「はい、はい、すいません」

 

と謝りながらも、

 

ビュッフェに置いてあった青大豆の豆腐に、1年物、3年物、5年物の味噌で味比べしながら飲む酒がうまいんだよと写真を見せて、からかっております。<text:イシコ


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