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朝食バイキングもいい味。岩手県・北上駅となりの便利なホテル【JR東日本ホテルメッツ 北上】

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客室はシングル、デラックスシングル、ツインのほかコンセプトルームを用意。ここでは2017年にリニューアルした2タイプのコンセプトルームを紹介します。コンセプトルームは各1部屋ずつなので、予約は電話のみです。

 

▲岩手の伝統を感じる “岩手トラディショナル”

 

岩手の伝統工芸品が散りばめられた20平米の客室です。120cm幅のツインベッドが置かれ、壁には「鬼剣舞」の勇壮な姿をデザインしています。

 

▲室内はご当地感たっぷり

 

岩手県東部の山あいにある岩泉町で作られたどっしりとした木製テーブルと椅子や、「鬼剣舞」がデザインされた照明、文字盤に南部鉄器を使う時計など、岩手らしさを感じられる備品が置かれます。

 

▲フットスローとクッションは北上の伝統工芸品「南部型染」の鮮やかな模様が印象的

 

藩政時代に農家では自給自足で麻織物が盛んに織られていて、藍を染料に無地染や型染が行われたのが「南部型染」の始まりです。落ち着いた意匠を身近に感じるひと時でした。

 

▲水回りはユニットバス

 

|コンセプトルーム “北上ウッド”

 

柔らかな風合いのユニバーサルルームで、30平米とゆとりのある客室です。

 

▲桜がモチーフの “北上ウッド”

 

ベッドにかかるフットスローは、サクラの名勝「北上展勝地」の桜を使って染めた「さくら染め」で柔らかな印象に。壁には桜の花も描かれています。

 

▲広めのバスタブを備えます

 

ユニバーサルルームなので洗面にはゆとりがあって、洗い場のある広めのバスルームでした。

 

|美味しい朝食は¥1,210でリーズナブル

 

朝食は地元の食材も使われる和洋のバイキングです。ホテル1階にある「ごはんの店 みさと」で、6時30分から9時30分(最終入店9時)まで用意。地元の味を織り交ぜながらの¥1,210は、かなりお得な美味しさです。

 

▲11時30分から14時30分(ラストオーダー14時)までは、ランチメニューも用意しています。

 

▲ビュッフェに並ぶ料理の数々

 

▲「春雨炒め」や「グラタン」など手作りのお惣菜もありました

 

岩手県の食材で作られた冷製の茶碗蒸しは、程よく出汁が効いてさっぱりとした味でした。

 

▲日替わりのお惣菜や茶碗蒸し

 

岩手県産大豆100%の納豆は、大豆の風味も感じられる美味しさ。

 

▲地元の味「きたかみ納豆」

 

▲地元野菜も使われるサラダ

 

数種類のパンやフルーツも用意。さらに北上市の西に隣接する西和賀町(旧湯田町)で生産されるご当地ブランド「湯田ヨーグルト」は、ブルガリアヨーグルトとブレンドして登場。試しておきたい地元の味です。

 

▲パンやデザート、ヨーグルトのコーナー

 

肉の旨味たっぷりの「春雨炒め」や牛乳の風味を感じる「クリームグラタン」など手作り料理も並ぶほか、シュウマイやサバの塩焼き、コロッケ、切り干し大根、きんぴらごぼうなど、味も多彩。出汁が美味しい「とろろ」も、ご飯のお供におすすめです。

 

▲手づくりのお惣菜やご当地食材を使った朝食

 

お代わりしたのがカレーライス。辛さは控え目で、子供でも食べやすい味。野菜の旨味もたっぷり出ていてコクがあり、クセになる味わいです。他のお客さんも、お代わりする人が多かったです。

 

▲隠れた人気、カレーライス

 

【JR東日本ホテルメッツ 北上】は北上駅に隣接していてとっても便利。¥1,210の朝食バイキングも十分楽しめる美味しさです。泊まるならぜひ朝食も楽しんでみてくださいね。<text&photo:みなみじゅん 予約・問:JR東日本ホテルメッツ 北上 https://www.hotelmets.jp/kitakami/


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