最近、「秘書」「マネージャー」など、誰かのスケジュール管理、心身のケアなど、あらゆるサポートをしている人たちを改めて心から尊敬しています。そして、大学受験生をサポートしてきた親御さんたちのことも。みなさんこんなハードな道を通ってきたのですね…!!
なぜなら、わたしは今、大学受験を控えた娘から、「もう1人の◯◯(娘)になってよ。それくらい完璧に、(娘の)すべてのスケジュールを把握して、(娘が)勉強以外は何もしなくていいようにしてほしい」と任命されているからです。
具体的には、
・日々の予定を把握し、遅刻などないよう時間管理
・模試や受験関連の手続き
・インフルエンザなど予防接種の予約(副反応が出るかもしれないのでそれも見越して設定)
・その他体調管理に必要な通院の予約
・受験に必要なものの選択と購入
・娘の予定にあわせてお弁当を届ける
・体調をくずさないよう体調のケア(寝る前に背中などマッサージをすることも)
・食べたいものを切らさないようにする
・メンタルが落ちていたら話し相手になる
・とにかく応援し、でもプレッシャーをかけないように寄り添う
・たとえ理不尽に八つ当たりされてもやさしく受け止める(難易度高い)
などなど。…正直に言います。
わたし、まったく自信がありません。
これまで、仕事と家事については、とにかくやらなければならないことを把握しこまめき整理し、あまり同時に「持ちすぎない」よう調整をしてきました。そうしておかないと、頭の中や心がパンパンになってしまい、疲れていろいろなことがうまく進まなってしまうからです。
例えるならそれは、「モノが増えすぎて片づいていない部屋」にずっといるような、わたしにとってはとても心に負荷がかかる状態です。
そうなることを避けるため、常に仕事や家事をできるだけ早く終わらせるようにしてきました。それは、部屋を片づけるときに「今ここになくてもいいモノ」を定位置にしまったり「もう使わないモノ」を手放したりするのと似た感覚です。
モノも予定もタスクもできるだけ減らして、頭の中に余裕を持ちたい。その状態でいられる時間をできるだけ長くすることはわたしにとって、とても大切なこと。そんなわたしにとって、娘のスケジュールを完璧に把握して管理、サポートすることは、まるで、
「この部屋をこれからは最優先で管理して!いろいろ散らかってるから、(娘)のニーズを汲み取って毎日使いやすいように整えてね。でも、いちいちこれいる? とか、これ捨てていい? とか確認しないでほしい。そんな暇ないから」
と、言われたように感じるのです…。
「自分の部屋(予定ややること)」は、パッと思い出せるくらいの量を維持する努力をしています。そのかいあって、今では最低限のモノしかないシンプルで快適な部屋なのです。
でも、今の「娘の部屋」には、モノ(予定やタスク、悩み)が山積み。さらに日々新しく積み上げられている状態です。この部屋をあと約半年、とりこぼすことなく管理していくのか…と思うと、正直かなり心が重くなっています。
まずは、自分の予定や仕事をこれまで以上に整理。そして、毎日見直して頭や心、時間に余裕を持っておくことを、これまで以上に心がけるようになりました。基本的に、娘のことを最優先にできるように。
受験日は娘にとっての「本番」です。
これに向けてのサポートとは、わたしがよくする妄想で考えてみると…「来年の春、初舞台で主演をつとめる俳優さんをサポート」とか「年末に、M-1の決勝と優勝をめざしている芸人さんのサポート」とある意味似ているのではないでしょうか?
俳優さんや芸人さんを支えている方たちのように、わたしも敏腕マネージャーを目指そう!と、脳内で「デキるマネージャーさんプレイ」をしながら頑張っているところです。
そして、来年の春までは、
「わたしの部屋はもう完璧に片づいているから、あなたの部屋を優先して整え、使いやすくしますね!」
というくらいの気持ちでいられている?安定したサポートを提供できている?と、自分に問いかけながら過ごすことになりそうです。<text:なまけるための片付け/花太郎(整理収納アドバイザー) https://note.com/namake_kataduke>
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2025/02/05| TAGS: lifestyle
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