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タンパク質×炭水化物のバランスが鍵。着実に痩せ体質に近づく【食事管理】のポイント

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近年、様々な糖質制限ダイエットが注目を集めています。確かに短期的な体重減少は期待できますが、最新の研究ではその問題点が次々と明らかに。極端な糖質制限は基礎代謝を低下させ、長期的にはかえって痩せにくい体質を作ってしまうおそれがあるのです。さらに、集中力の低下やイライラ、肌荒れなど、心身への悪影響も懸念されています。

 

|理想的な栄養バランスは?

 

では、どうすれば健康的に痩せられるのでしょうか?

 

最新の栄養学研究によると、カギを握るのは「タンパク質と炭水化物の適切なバランス」。適切なタンパク質の摂取量は個人の年齢、性別、活動量などによって異なりますが、一般的に総カロリーの15〜35%程度が推奨されています(具体的な数値については、専門家に相談することをおすすめします)。

 

このタンパク質と炭水化物の適切なバランスを意識した食生活に切り替えることにより、基礎代謝の向上や空腹感の抑制などの効果を期待できるでしょう。

 

|明日から実践したい3つの習慣

 

(1)朝食では必ずタンパク質を摂取する

 

ゆで卵1個や納豆1パックなど、手軽なタンパク質源を摂るようにしましょう。これにより1日の代謝が活性化されます。

 

(2)食事の最初にタンパク質を食べるようにする

 

食事の最初にタンパク質を摂取することで、満腹感が持続し、自然と総カロリーの制限にもつながります。

 

(3)炭水化物は玄米や雑穀を中心にする

 

白米やパンなどの精製された炭水化物を避け、食物繊維が豊富で血糖値の上昇が緩やかな穀物を選択。これにより、急激な血糖値の変動を防ぎます。

 

ぜひ無理なくできることから始めて、理想とする痩せ体質をめざしていきましょうね。<監修:かめやまあけみ(食生活アドバイザー)>


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