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痩せたいのに“逆効果”&健康を損なう恐れも。ダイエットに取り組む際の「注意点」とは

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極端な食事制限(必要量を大幅に下回るカロリー摂取や単品だけの食事など)は、短期間で体重が減少するように見えますが、実は筋肉量の減少を引き起こします。摂取カロリーを急に減らすと基礎代謝がガクッと下がってしまい、ダイエット後にリバウンドしやすい体質になってしまうんです。

 

さらに、栄養素の偏りによって、疲れやすさ、肌荒れ、髪の毛のツヤの喪失など、見た目にも体調にも悪影響が。特に女性は鉄分やカルシウムの摂取不足により、月経不順などの体調変化が起きることも。

 

🌟代わりに:バランスの良い食事を心がけ、少しずつ量を調整していくのがおすすめです。急激な変化より、毎日続けられる小さな改善を積み重ねていきましょう。

 

|特定の食品を極端に制限するリスク

 

「糖質断ち」「炭水化物抜き」などの特定の栄養素を極端に制限するダイエットも注意が必要です。脳のエネルギー源である炭水化物を極端に制限すると、集中力低下、イライラ、疲労感の増加などを感じることも。

 

また、極端な食事制限を続けると、口臭や頭痛などの不快な症状が出ることも!さらに、食物繊維の摂取量も減少するため、お通じが悪くなったり、おなかの調子が崩れたりすることも。一時的に体重は減っても、体調不良では元も子もありませんよね。

 

🌟代わりに:極端に「〇〇を抜く」より、質の良い食品を選び、適量を食べる習慣を身につけましょう。例えば、白米を玄米や雑穀米に、白いパンを全粒粉パンに変えるなど、少しの工夫が長続きのコツです。

 

|「即効性」を謳うダイエット商品に注意する

 

「短期間で結果が出る」という謳い文句の商品は、商品によっては一時的な水分減少が主な効果ということも。体重は減っても、それは脂肪ではなく水分や筋肉の減少かもしれません。そして水分を取り戻すとリバウンドとなって現れることも。

 

また、急激な体重減少をうたう方法の中には、体への負担が大きく、めまいや吐き気などの不調を引き起こすことも。何かに頼って“近道”するよりも、時間がかかってでも少しずつ変化を積み重ねていく方が、確実にダイエット目標に近づく鍵となるでしょう。

 

🌟代わりに:無理なく続けられる運動習慣と食生活の見直しを組み合わせましょう。最初は10分間のウォーキングや、間食を果物に変えるなど、小さな一歩から始めるのがコツです。

 

健康的なダイエットは、体重計の数字だけでなく、体調や肌の調子、毎日の元気度など総合的な状態を見ながら進めることが大切。「このダイエット法は自分の体に優しいかな?」と立ち止まって考えながら、自分のペースで取り組んでくださいね。


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