「5日間で5kg減量」などという超短期集中型ダイエット。例えば「果物1個、おにぎり1個、プロテインシェイク1本だけ」という極端な食事制限は、一時的に体重は減っても深刻な問題を引き起こすでしょう。栄養素が不足すると基礎代謝が低下し、筋肉量も減少。その結果、日常生活に必要なエネルギーさえ不足してしまうのです。
極端な食事制限は、集中力低下や疲労感の増加、さらには免疫機能の低下まで招く可能性があるので、健康的に痩せるなら必要な栄養素をバランスよく摂りながら、少しずつ摂取カロリーを調整することがポイントになります。
また、「もっと痩せないと」というプレッシャーに負けてしまうと、日常生活やパフォーマンスに支障をきたすことも。実は、適切な体力や筋肉量は日常生活に不可欠であり、過度なダイエットは体力低下を招き、むしろ活動的な生活を妨げてしまいます。
|食事を我慢するダイエットは長続きしない
「食べてはいけない」と極端に食べることを制限するダイエットは、逆に食べ物への執着を強め、隠れ食いや過食のリスクを高めます。我慢の限界が来て、小さなお菓子を隠れて食べてしまったり、ストレスから過食に走ったりした経験はありませんか?
科学的研究でも、極端な食事制限は持続可能性が低く、リバウンドしやすいことが証明されています。健康的なダイエットとは、「無理に我慢すること」ではなく、「適切な量の栄養バランスのとれた食事と定期的な運動を組み合わせること」なのです。
「痩せたい」という思いが強いと、つい今回紹介した方法に取り組んでしまいがち。でも、ダイエットの目標は「見た目の細さ」だけでなく、「自分らしい生活を輝かせる体づくり」であるべき。ぜひ今回紹介した内容を参考に、自分にとって無理なくできる方法を見つけてコツコツ実践していきましょうね。<監修:かめやまあけみ(食生活アドバイザー)>
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2025/03/05| TAGS: beauty
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