県内至る所に温泉が湧く青森県。宿の自家源泉はpH9.1のアルカリ性単純温泉で、トロリとしたお湯を楽しめます。さらに宿泊棟から徒歩10分ほど(送迎バスあり)、敷地内にある共同浴場「元湯」は、宿泊者なら無料です。さらにヌルリとした温泉を楽しめます。
▲大浴場「浮湯」の入口はじゃわめぐ広場にあります
「浮湯」には、温度の異なる2つの内風呂と露天風呂、さらに2024年4月に誕生した「青森ねぶたサウナ」は “今行くべき全国のサウナ施設” としてサウナシュランを青森県で初めて受賞しました。
▲内風呂の湯船も青森ヒバ
大浴場に一歩踏み入れると、鼻をくすぐる清涼な香り。天井の高い浴室と広い湯船は青森ヒバで造られていて、心地よい香りを楽しみながらリラックスしたバスタイムを楽しめます。内風呂には温度の異なる2つの湯船が並んでいて、湯口のあるほうが少し熱めで身体がしっかり温まり、ぬるめはのんびり入るのにおすすめです。
▲開放感あふれる露天風呂 <画像提供:星野リゾート 青森屋>
湯船が池に浮かんでいるように見える露天風呂「浮湯(うきゆ)」。この日は2025年3月31日までの冬限定で、青森ねぶた祭の起源とも言われる “ねぶり流し灯篭” が見られました。17時から24時までライトアップもおこなわれ、22時から23時は笛の音が流れます。トロリとした肌触りの温泉に浸かりながら、雪とねぶたの幻想的な風景を楽しみました。
▲気持ちも熱くなる「青森ねぶたサウナ」
なんとサウナの中にも青森の夏を熱く彩るねぶたが飾られます。第7代ねぶた名人の竹浪比呂央(たけなみひろお)氏が主宰する「竹浪比呂央ねぶた研究所」が手掛けたねぶたは迫力満点。BGMにねぶた囃子が流れていて、曲の盛り上がりに合わせて15分ごとにオートロウリュが作動。サウナの熱気とお祭の熱気が心と身体に作用します。
▲波打つ天井
天井が波打つ独特の構造で、その左右から間接照明が漏れる凝った造りです。
▲ねぶたモチーフのアイテムがいっぱい
青森ねぶたの「跳人(はねと)」が跳ね回る12分計にくわえ、ねぶたの顔を描いた温度計やサウナストーンまでそろえます。サウナマットはねぶたの山車の基部に描かれる牡丹の花で、津軽藩(弘前藩)の家紋 “津軽牡丹” がモチーフです。身も心も熱くなる、ねぶた尽くしのエンタメ系サウナです。
▲オリジナルのサウナハットも売っています
金魚ねぷたと、跳人がかぶる花笠をイメージしたサウナハットは、じゃわめぐ広場の売店で売っています。とくに金魚ねぷたは、被ってみると男性でも可愛らしい雰囲気になります。
▲脱衣場には鍵付きロッカーを完備
基礎化粧品などもそろえていて、女湯にはりんごのピーリングジェルまでありました。
|客室を彩る青森の文化
2025/03/15| TAGS: lifestyle
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