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30代女性の失敗談を反面教師に。無謀なダイエットは逆効果「リバウンドしない痩せ方のコツ」

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ダイエットを始めるにあたって食事管理に注力したという山中さん。体重が落ち始めたのが嬉しくて、さらに食事内容を制限するようになったそうです。実際、2ヶ月で5kgの減量に成功したものの、度重なるストレスから食事制限を解除したところ、1ヶ月もしない内に元の体重に戻ってしまったと言います。

 

ちなみに山中さんが行っていた食事制限は平日は1日1食にして極力炭水化物を摂らないという極端なものだったそうで、食事制限をやめた途端に暴食してしまったそう。このような極端な食事制限して暴食というサイクルは身体への負担が大きく、健康を損なう恐れがあります。

 

|リバウンドのメカニズムとは

 

極端な食事制限をすると、確かに短期間で体重は減りますが、筋肉も一緒に失われています。筋肉は基礎代謝を支える重要な組織。これが減ると、消費カロリーも減少してしまうのです。さらに、身体は飢餓状態から身を守ろうとして、脂肪を蓄えやすくなるホルモンバランスに変化します。

 

つまり、「極端な食事制限→暴食」という流れは、この悪循環を加速させてしまうことになるのです。

 

|極端な食事制限を反面教師に「リバウンドしない痩せ方のコツ」

 

山中さんのような極端な食事制限を反面教師にして、健康的に痩せるためには、下記3つのポイントを意識しましょう。

 

(1)1日300kcal程度の穏やかな摂取カロリー減を

 

忙しい平日でも、コンビニで選べるヘルシーメニュー(サラダチキンやサラダなど)を活用しながら、栄養バランスを考慮した上で食事内容を決めます

 

(2)隙間時間のちょっとした運動を習慣化

 

通勤時に一駅分歩いたり、昼休みにストレッチをするだけでOKです

 

(3)睡眠の質を高める

 

疲れが溜まると食欲が増すホルモンが分泌されるため、7〜8時間程度の質の良い睡眠を心がけましょう

 

ダイエットは一時的な我慢ではなく、忙しい毎日の中でも長く続けられる生活習慣の改善が大切。無謀な食事制限をするのではなく、今回紹介した3つのポイントを意識して、着実に理想の体をめざしていきましょう。また、体重計の数字だけでなく、体の調子や洋服のサイズ感など、様々な視点から成果を評価することもお忘れなく。​​​​​​​​​​​​​​​​<監修:かめやまあけみ(食生活アドバイザー)>


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