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花粉症対策もダイエットも。腸内環境を整えて免疫機能を高める「食習慣」のポイント

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人間の免疫細胞の70~80%は腸管関連リンパ組織に存在していることが分かっています。そのため、腸内環境を整えることが健全な免疫システムを機能させる上での重要な鍵となります。

 

そこで積極的に摂取したいのが、食物繊維が豊富なキノコ類や海藻類、こんにゃくなど。食物繊維は有益な腸内細菌の増殖を促してくれます。また、食物繊維には満腹感を持続させる効果もあり、自然とカロリーコントロールにもつながるため、体型キープにも役立ちます。

 

|青魚の抗炎症作用で体調管理

 

DHAやEPAなどの不飽和脂肪酸は、アレルギー反応に関与する炎症性物質の産生を抑制する効果があり、健康的な代謝の維持にも重要な栄養素になります。

 

なので、サバやサワラなどの青魚を週2~3回程度は食卓に取り入れたいところ。なお、調理の際はグリルや蒸し物にして余分な油を控えめにしてカロリーを抑えるのがポイントです。

 

|緑黄色野菜で抗酸化システムをサポート

 

体内で発生する活性酸素は過剰になると様々な健康問題の一因に。そこで重要になるのが、抗酸化物質の摂取です。

 

そこで積極的に摂取したいのが、ビタミンA、C、Eを豊富に含むにんじん、ほうれん草、パプリカなどの緑黄色野菜。低カロリーながら栄養価が高いので、毎食1皿は緑黄色野菜を使用した料理を取り入れることを目標にしましょう。

 

このように、毎日の食習慣を少し見直すだけで体の免疫機能、抗炎症作用、抗酸化作用を高めることができ、より健康的な体づくりにつながります。ぜひ花粉症対策はもちろんダイエットの参考にしてみてくださいね。<監修:かめやまあけみ(食生活アドバイザー)>


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