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頑張っても痩せられないのには理由。実は“見当違い”な「ダイエットの常識」3つ

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「カロリー制限こそダイエットの王道」と思っていませんか?実は極端に食事量を減らすと、体は「飢餓モード」に入ってしまいます。このモードでは、体が少ないエネルギーを守ろうとして代謝が落ち、脂肪を溜め込みやすくなるんです。大切なのは「何を食べるか」。タンパク質や食物繊維が豊富な食事を意識するだけで、満足感を得ながら自然と摂取カロリーを適正にできます。

 

|ダイエット中は「脂肪を避けるべき」

 

ダイエット中は脂肪を避けるべきも間違い。実は良質な脂肪は満腹感をもたらし、血糖値の急上昇を防ぐ効果を期待できるのです。実際、アボカド、ナッツ類、オリーブオイルなどの健康的な脂肪は「体重管理に役立つ」ということがさまざまな研究で明らかになっています。むしろ避けるべきは、加工食品に含まれる「トランス脂肪」です。

 

|激しい運動を毎日した方がいい

 

「痩せるためには激しい運動を毎日した方がいい」というのも必ずしも正しいとは言えません。むしろ、最新の研究では短時間の高強度インターバルトレーニング(HIIT)や、日常生活の中で活動量を増やす「非運動性活動熱産生(NEAT)」の方がダイエットに効果的と判明しています。なので、階段を使う、遠回りして歩く、立ち仕事を増やすなど、まずは小さな行動変容の積み重ねで代謝の活性化をめざしましょう。

 

ダイエットは我慢や苦しさではなく、自分の体と向き合い、正しい知識で生活習慣を少しずつ変えていくこと。極端な制限や無理な運動ではなく、長く続けられる心地よい習慣を見つけることがダイエット成功への近道なのです。<text:beauty news tokyo編集部>


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