これから梅雨そして夏、だんだん暑さをより感じる季節になっていきます。みなさんはどんな“暑さ対策”を考えていますか? エアコンの効いた部屋でのんびり涼しく…というのは、結局のところ身体の不調を誘発してしまい、かえって美容と健康に悪いということはみなさんもご存知だと思います。そこでこれからの季節におすすめしたいハーブが「ミント」なんです。
ミントはシソ科の多年草で、 ペパーミント、 スペアミントなどたくさんの種類があります。特に私たちに身近なのが、古代ギリシャの時代から生薬として使われていたという「ペパーミント」。ガムや歯磨き粉など様々な製品に使用されていますよね!?
|ミントの香りでマイナス4℃のクールダウン効果
じつはミントの香りをかぐだけで、 体はひんやり涼しさを感じると言います。事実、 香りをかがない状態で水温28度の水に手を入れて感じる体感温度と、 ペパーミントの香りをかいだ状態で水温32度の水に手を入れて感じる体感温度が同レベルという実験結果が出ています(つまり、ペパーミントの香りをかぐことで4℃も体感温度が下がるということ)。
|ペパーミントの主成分メントールが身体を冷却
ミントの中でも「ペパーミント」はメントールが45~60%が含まれているそうです。 メントールには 冷却作用や局所麻酔作用があり、 実際に身体を冷やすわけではなく、 メントールが神経を刺激することで冷たく感じさせます。
末梢血管を広げたり、 発汗させたりすることによって、 実際に体のほてりを冷ます働きもあります。 また、 消炎・鎮痛、 抗菌・抗ウイルス作用もあるので、 のどや鼻の粘膜のケアのために空気をクリアにする効果も期待できます。
|胃腸のはたらきを整える効果も!
ペパーミントの主成分メントールには、
・腸管壁の筋肉の収縮や、 けいれんをゆるめる鎮痙作用
・ぜん動運動(食道から腸まで内容物を移動させる動き)を整える働き
があり、 これらによっておなかのハリやげっぷがでにくい感じ、 射し込むようなおなかの痛みを和らげたり、胃のもたれや食べ過ぎたときの消化促進にもつながると言います。
また内臓の筋肉は自律神経がコントロールしているため自分で動かすことはできませんが、ペパーミントを利用することで、 胃腸の働きを正しい動きに整えることが期待できるそうです。
|こんなときに「ミント」がおすすめ
食後や、 口内のリフレッシュ、冷たいものや脂っこいものなどの食べ過ぎなど、 胃腸の調子を整えたい時にミントの入ったハーブティーが効果的と言われています。
また、おしぼりなど冷やしたタオルにペパーミント精油1滴垂らし、 手元を清潔に保つだけでなく体をクールダウンできますし、扇風機にミントの香りをしみこませたリボンを結んでおけばさわやかな風で部屋は満たすことができます。
その他にも、ハンカチに精油一滴をたらしておけば人混みや空気のこもる所でのリフレッシュに、 シャンプーやボディ洗浄料をミントの香りのものにすれば、爽快感のある洗い上がりを楽しめます。
|おすすめの「ミント」アイテム
では最後にミントを使用したアイテムを人気オーガニックコスメ「ニールズヤードレメディーズ」から2つ紹介したいと思います。
まずは2種のミントにレモンとライムが爽やかに香る「リフレッシュ ボディウォッシュ」<数量限定品>。
【「リフレッシュ ボディウォッシュ」 200mL ¥1,800(税抜)】
英国産のブラックペパーミント使用しているこちらのボディウォッシュは、ペパーミント、スペアミントと2つのミントにレモンと ライムのさわやかな香りが身も心も包んでくれるはず。
そして食後や紫外線を浴びた後は、ホワイトティにミントのすっきりとした味わいの「ホワイトティ&ローズブレンド ハーブティ」<数量限定品>がおすすめ。
【「ホワイトティ&ローズブレンド ハーブティ」ティーバック12袋入 ¥1,400(税抜) ※JAS認定オーガニック製品】
ホワイトティ、 ローズ、 エルダーフラワー、 ペパーミント、 ネトルがブレンドされたこちらのハーブティーは、ほんのりとローズが香り、 すっきりとしたミントの爽やかな味わいとのこと。
これから迎える梅雨から夏の蒸し暑さ対策に、ぜひ「ミント」の力を有効活用して“涼しさ”を体感していきましょう!!
top image:(c)perminoffa / Dollar Photo Club
2015/06/09| TAGS: beauty
きれいのニュース | beauty news tokyo