ボンジュール。6/30よりビーズジュエリーブランド“PENTA”の展示会の為、パリに滞在しています。今回は展示会の話…もですが、到着早々にご招待された、刺繍のアトリエ”Lesage”のお話。
LesageはCHANELの傘下にあり、オートクチュール刺繍を行うメゾン。今回は7/8に行われたCHANELのオートクチュールコレクション直前、まさに発表された作品を作っている現場にご招待していただきました◎
残念ながら、メゾン内の写真は公開できませんが、作品はもちろんの事、職人の方々がさらりとファッションにシャネルを取り入れるさりげない姿勢。徹底して管理された材料の保管庫。保管庫のオレンジとブルーのスチールの棚の作り。膨大な量の刺繍サンプルを入れる箱の完璧さ。サンプルの中には過去のDior等、数々のメゾンの作品がさらりとありました。とにかく全てが美しく、素晴らしい空間です。
CHANELのジャケット等で使われるツイードを作る現場では、小さな織機で職人さんがサンプルを作り、100型程作った中から選ばれるのは数点。図面も見せていただきましたが、数式と感性のバランスが心地よく配列されていました。もはや言葉も出ません。(僕はフランス語は喋れませんが…w)
その後、自分の展示会を終えて、パリ8区にある美術館“Grand Palais”に仕事の延長で訪れた際に、驚きの光景が!どうやらたまたま行った日が、まさにCHANELのオートクチュールコレクションの日で、グラン・パレはその会場でした。
ううう…。この偶然を前に手も足も出せない自分。いつかは会場へ!
伺った話によると、オートクチュールの世界は顧客が減少しているようです。確かに昔のようにそれらを着ていく場所も現代社会ではあまりありませんし、ファストファッションが主流となった昨今。それでも伝統文化を残していく事が、自信のブランドを保つためと、ルサージュをはじめ、数々のメゾンを支援しているCHANELというブランドの偉大さを、改めて感じる事が出来た体験でした。
さてさて次回は、僕がデザインを行うPENTAが参加した、パリの展示会WHO’S NEXT-Plemiere Classe のお話です。その日まで、ボンボヤージュ W(‘0’)W
2014/07/10| TAGS:
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