機内は満席。私の隣の席は親子でした。 母親と1歳くらいの子供。 離陸前から彼女の膝の上で元気に動き回ります。 座席ポケットの機内誌や安全のしおりを次々に引っ張り出して振り回し、 ...
「スタバ? チェーン店なんて嫌だよ」 弘前駅の待合室でフリーペーパーをペラペラめくっていたら、 スマホをいじる女性2人組の声が聞こえました。 提案した女性は「そうよね」と、すぐに ...
九州の有名な寺がある無人駅でのこと。 人身事故による電車普通のアナウンスが流れました。 ホームにはロシア人グループとタイ人グループもいます。 化粧が濃い日本人のおばさまが日本語が ...
旅先での夜のこと。 ゲリラ豪雨に遭い、その上、水たまりにもはまってしまい、靴がびしょ濡れになってしまいました。 よりによって革靴です。 翌日もフォーマルな場所に出向くので履かなく ...
国内を旅している途中で寺や神社があれば、海外の街を散歩中に教会があれば、立ち寄ることが多い。 「どうして?」と聞かれました。 自宅には神棚や仏壇はありますが、そこまで熱心な信者とは言えません。 ...
テレビやWEBにしろ、本や雑誌にしろ、健康にまつわる話題が多くなりました。 健康で生活できることは幸せなことなので、とてもありがたいことです。 ただ、時折、旅先で健康オタクの方と ...
「ジャコウネコの糞です」 通訳の言葉を聞いた時の彼女の表情が忘れられません。 バリ島はウブドのカフェで、大好きなコーヒー「マンデリン」をすすっていた時のことです。 ...
日本の傘の年間消費量は世界一と言われ、1億3000万本、そのうちビニール傘は8000万本…… このデータに間違いなく私の数も加わっています。 しかし、最近、傘を持たなってきている ...
「〇×ちゃん、青信号で渡らなきゃダメなんだからね」 小学生低学年でしょうか。小さな傘を持った子供たちの声が聞こえてきました。 どうやら横断歩道を渡ろうとしているようです。 そうえ ...
ラオスのルアンパバーンは世界遺産に登録されてから、一気に観光客が多くなりました。 時には中国人や欧米人が乗ったツアーバスもやってきて、 夕陽が美しいプーシーの丘はもちろんのこと、 ...
「旅に行けば、今の私は変われるんです」 訴えるような彼女の目は血走っていました。 「そうなんだぁ」と相槌をうったものの、最後まで肯定も否定もしませんでした。 後日、彼女は旅立って ...
前回「犬や猫も出会いの1つ」と書きましたが、「出会い」と「ふれあい」は違います。 動物とのふれあいは危険がともない、 安易に手を出すと、噛まれたり、引っかかれたりすることもあります。 &nbs ...
「今日は機嫌がよさそうだね?」 耳に古傷を持った野良猫に話しかけていました。 マレーシアの小さな村に滞在中、散歩していると、よく見かけていた猫です。 ゴミを物色している様を見かけ ...
「違った道で戻ろうよ」、「そうだね。視点を変えないと」。 大学生のグループでしょうか。先日、旅先で、すれ違った若者たちの好奇心旺盛な姿に感心しました。 確かに往復の道一つとっても、違った道、違 ...
1週間以上の長い旅に出る時は履いていく靴とは別に、 もう1足余分に靴を持っていくことがほとんどです。 自分の服装に合わせて靴を選ぶこともあれば、 履きたい靴から服を選んでいくこと ...
西アフリカで井戸水を汲んでいる子供たちを見かけた時、 私は「水道がなくてかわいそうだなぁ」と思いました。 その思いが顔に出ていたのかもしれません。 現地に住む日本人男性がぽつりと ...
たとえ日本を旅していても“言葉がわからない”ことがあります。 強い方言が残っている地域があるのです。 インターネットどころか交通手段もなかった時代、 ...
ホテルやカジノが建ち並ぶラスベガスはストリップ通りに滞在していたときのこと。 訪れる月によって全く違うこの街は、7月や8月は最高平均気温40度を超え、「さすがは砂漠地帯」と感じました。 しかも ...
旅先で立ち寄る雑貨屋やコンビニ。 店のスタッフと毎日のように通っている人のやりとりが見られることもあり、 スーパーとは違った現地時間の流れを感じることができる場合もあります。 そ ...
一年に一度くらい伺う老舗の居酒屋があります。 旅好きのおかみさんは御年76歳。 20年ほど前、一緒に店を始めた旦那様を亡くした後も店を続け、 様々な荒波を乗り越え、約50年も店を ...
新年早々、トイレの話で恐縮です。 しかし、生きている限り、食べている限り、トイレは必要。 海外に行くと公衆トイレが簡単に見つからない場合も多く、 見つかっても小銭が必要だったりす ...